久しぶりですが、今日はアニメのことについて少々話します。
まず最初は今年の5月にアニメプロジェクトが完結した「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」からです。
漫画は連載開始から知っていましたが、アニメ化されたことはあとから知りました。アニメは一体どこまでするのかは気になりましたが、ファーストの本編開始前までのようですね。
もっとも、原作自体がオリジナルから多少アレンジされているので、完全につながってはいないのですが、オリジナルの矛盾点や補完をしているので、これだけでも十分楽しめます。
さて、5月の最終話の上映に合わせてなのか、ちょうどAbemaで第5話までを放送していたので視聴しました。
感想はなかなか面白かったのもありますが、私が気になったところはザビ家の次男とシャアの今まで明かされなかった偽名です。
ザビ家の兄弟についてファーストでは4人しか登場していませんが、設定上はもう一人いました。小説版では名前が出ていたようですが劇中前に死亡しているので、簡単な説明しかありませんでした。
ちなみに私が最初にその一人を知ったのは昔あったカードダスを特集した雑誌のドズル・ザビの説明文で「次男は死亡」と書かれていたからです。
この時は名前まで知りませんでしたが、オリジンで詳細な描写が描かれていたのは好感が持てました。(本人自身は悲劇的な結末を迎えていますけどね)
そしてもう一つシャアの偽名について、Zガンダムで『クワトロ・バジーナ』と名乗っていますがこの『クワトロ』という単語はイタリア語で4番目という意味だそうです。
本名の『キャスバル』に赤い彗星の『シャア』、そしてエゥーゴの『クワトロ』と3つの名前が判明しているのにもう一つは出てきていないんですよね。
まあ、妹のセイラの名字が『マス』なので、おそらくシャアの前にもう一つ偽名を名乗っていただろうという予想はしていましたが、その通りだったようです。
初出は小説版のようですが、私は小説の方は読んでいなかったのでオリジンで知りました。
他にも連邦軍のMS開発時期が変わっていたり、ミノフスキー博士の存在を描写したりと元の作品を大幅に変えることなく話をまとめていたのは良かったと思います。
実は最終話の「誕生 赤い彗星」が上映されているのを知ったのは5月の終りだったので、見ることができませんでした。(どうせ見には行けませんでしたけど)
まあ後半年も経てばネットで配信されるでしょうから、その時に見ることにします。
次に挙げるのは『シュタインズ・ゲート』についてです。
この作品がゲームで出た時、私はあまり見たいと思わなかったんですよね。何というか絵柄が個人的に気に入らなくて敬遠していました。
ただ、ゲームの主題歌である『スカイクラッドの観測者』は別でしたけど。歌詞が壮大なネタバレだったことで有名ですが、ゲームをプレイしていなければわからないでしょう。
私がこの作品に関心を持つようになったのは、タイムトラベル系の話でよく名前が挙がっていたことによります。私の観点からするとこの手の話は『バックトゥザフューチャー』が基準になるのですが、今の人達は『シュタゲ』のようですね。
この時は「シュタゲもタイムトラベル系の話なのか」程度の認識でしかなかったのでそれ以上追及はしていませんでしたが、今年になってアニメ新作の『シュタインズ・ゲート・0』が放映されると、少しばかり気になり始めました。
ここからはいつもと同じように興味を持ち始めたが最後、その作品に惹かれてズブズブとのめり込むことになりました。
流石に今更ゲームはできないのでネット上に上がっている実況動画やらゲーム動画を片っ端から見て一応話の概要は掴みました。
『0』は前作と違って分岐が多いことで有名だそうですが、アニメでは一応無難な結末に辿り着いたのでいい最終回だったのではないでしょうか。
え?まだ終わっていない?
しかしここからどのルートへ入るのですかね。公式HPへ行くと2クール放送する予定のようですから、いろいろ寄り道しながら話が進むのでしょうかね。
どの道、前作よろしくここから鬱展開になるのは間違いないでしょうけど。
それと、『0』の話は前作のクライマックスからトゥルーエンドの間の話に当たりますが、α世界線であれほどの体験をしてさらにβ世界線に移ってもなお同じような体験をしたら、間違いなく正気を保てないでしょうね。
それを考えると主人公のオカリンはとんでもなく強い精神の持ち主だと思います。あれだけの体験をしたら普通の人は途中で発狂しますよ。
最後はウマドンナじゃなくてウマ娘です。
JRAが以前配信していたウマドンナは主人公が本物の馬でしたが、ウマ娘は擬人化かつ女の子になっています。元から牝馬だった馬はそのまま女の子になっています。(別に牝馬だけでも良かったんじゃ......)
主な登場人物(?)は主人公のスペシャルウィークをはじめとしておおよそ90、00年代に活躍した競走馬が多いです。まあ、この頃の競馬が一番盛り上がっていましたから当然といえば当然ですが、比較的ファン層が厚く認知度が高いのもあるのでしょうね。(これ以上古くなるとリアルタイムで見ている年代が還暦過ぎだからだと思われます)
主人公にスペシャルウィークを持ってきたのはなかなかの名案ですね。強すぎもせず弱すぎもせず、世代を代表する名馬ですから。ただ同期のライバル馬に一度も先着できなかったために、GⅠ4勝を上げているにもかかわらず年度代表馬には選ばれませんでしたけど。(せめて一回だけでもグラスワンダーに勝っていれば......)
擬人化については今に始まったことではないので特筆すべき点はありませんが、アニメの随所に元になったレースや出来事が散りばめられているので、競馬ファンにはニヤリとするあるのではないかと思います。
あの『沈黙の日曜日』まで再現するとは思いませんでしたが、サイレンススズカが登場する以上これは避けて通れないことですから。(だからと言ってスズカを除外するわけにもいきませんしね)
私が見始めたのはアニメもう終りの頃だったので全部は見ていませんが、ネット上でアニメについて詳しく解説している動画があるのでそれで我慢することにします。
余談ですが、メインキャストの半分ぐらいがアイマスに出演した声優さんで占められています。アイマス全体で見れば100名以上の出演者がいますから被るのは当然なんですけどね。
そういえば、このアニメが放送中にスペシャルウィークが亡くなったんですよね。前年に種牡馬生活を終えたばかりだったというのに。(ついでにテイエムオペラオーも1か月後に亡くなっています)
ところでゲームの方はいつ始まるんですかね?
予定では今年中には開始することになっていますが、まだ明確な日時は発表されていないのですが.........
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